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認定メンタル心理カウンセラー Armando (アルマンド)
元気盛りな21歳のある朝、わたしはベッドから起き上がることができませんでした。
そして、理由も分からず涙が止まりませんでした。
当時、まだインターネットすら普及していなかった日本では、メンタルヘルスに関する情報など今よりはるかに乏しかったので、自分がうつになってしまった事など気付く訳もなく、ただ一日一日を必死に生きるので精一杯でした。
今思えばせめてもの、すぐに誰かに話せばよかったのかも知れません。
しかし、小さい頃から親との関わりが希薄で、親に対してすら何かを真剣に相談した事などなかった私は、当の本人ですら呑み込めない状況について誰かに相談するなど、思い付きもしない事でした。
振り返れば、当時の若く経験の浅い自分にはどうしようもない事ではありましたが、自分で何とかできたのに気付けなかった事も沢山あったのかも知れません。
また、そこまで深刻に病んでしまう前に誰かが気付いて手助けしてくれたなら、どれだけ有り難かったことでしょう。
私はその後長い間、医者や薬に頼らなくてはいけなくなってしまいましたが、早い段階で軌道修正できていればどれほどの若い時間を無駄にせずに済んだことかと思う度、本当にやるせない気持ちになります。
先生方や心理カウンセラーの方達の助けを得て何とか乗り越えて回復した今、是非ともこの実体験を活かして、かつての自分のような状況の方を、その一歩手前で助ける事ができたら...と、心から願っています。
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